異なる属性のコミュニティと合同イベント。シナジー効果により、新たな出会いと価値を創出。

スタートアップコネクト寺岡代表とKOBUSHI MARKETING井上

「スタートアップ企業」と、豊富な知見を有しソリューションを提供できる「サポーター」をマッチングするプラットフォーム「スタコネ」を提供するスタートアップコネクト社。今回はイベントの企画・運営などを通じて『KOBUSHI BEERのコミュニティ』とイベントを共催している同社の寺岡代表に、協業に至るまでの経緯や成果について語ってもらいました。

【サービス概要】
KOBUSHI MARKETINGは、渋谷のKOBUSHI BEER LOUNGE & BARを拠点に、年間3,000人以上が参加するマーケター・起業家コミュニティです。コミュニティスポンサーに参画することで、SNS・交流会を通じた紹介を優先的に受けられます。低コストで継続的に商談機会を作り、企業によっては数千万円以上の受注を実現した実績もあります。

【導入前の課題】
スタコネの既存会員とは異なる属性の方との、交流の機会を作ること。

【導入の決め手】
井上さんのKOBUSHIへの熱い想いと、ユニークな提案力。

【導入の成果】
スタコネのベテラン経営者とKOBUSHIの若き起業家が交わり、新たな出会いや価値が生まれる場に。

協業により、お互いのコミュニティを活性化したい。

スタートアップコネクト寺岡氏

──貴社の事業における強みや特色を教えてください。

一つは広告などを一切排除して紹介制かつ審査制を徹底することで、厳選された会員様のみのコミュニティであることです。

もう一つは、我々は年会費のみで運営し、その後の商行為については自由意思にお任せしている点です。もちろん、相談などがあればしっかり対応しますが、仲介料やインセンティブなどが一切発生しない仕組みを取り入れることで、公平性や運営の中立性を担保しています。

──コミュニティスポンサーになったきっかけについてお聞かせください。

井上さんとお話をさせていただく中で、「重くない雰囲気のイベントなどを企画し、コラボしませんか?」という話題が出たのがきっかけです。当社としても“新たな出会い”は大歓迎でしたので、お互いのコミュニティに参画することで共同企画がスタートしました。

私たちのコミュニティはベテランの経営者や士業、医師の方などフォーマル寄りの会員様が中心です。一方、KOBUSHIはカジュアルな雰囲気で、スケールを目指している若手経営者の参加者の方が多いというイメージでした。異なる属性のコミュニティによるシナジー効果を、お互いに期待していたと記憶しています。そこで、会員様が仕事帰りなどに気軽に立ち寄ることができるよう、堅苦しくなくカジュアルな場として『KOBUSHI BEER LOUNGE & BAR』で交流会を実施したところ、たくさんの方にご参加いただきました。

──他のサービスは導入されていますか?また、そうしたサービスと比較したKOBUSHIの独自性について教えてください。

月6~7回程度の頻度で、他社との提携も含めて定期的にイベントを実施中です。例えば、予約困難なお店での食事会を会員制で行っている企業とコラボして、美食を通じた新たな出会いの創出などを行っています。

KOBUSHIの独自性については二つあり、一つは井上さん自身がアクティブでマーケティング界隈に対する造詣やこだわりを持ち、さらに愛情の深さや熱量といった「人柄」が反映されているコミュニティであることです。

もう一つはかしこまりすぎず、気負わず参加できるストリート系の空間を演出されているところにあります。私自身もコミュニティスポンサーへの参画と協業の決め手になったのは、井上さんのKOBUSHIへの熱い想いやユニークな企画を立案してくださる提案力でした。

ベテラン経営者と若き起業家が集い、新たな価値が生まれる場に。

スタートアップコネクト寺岡氏と井上

──KOBUSHI社と協業で交流イベントを開催されておられますが、どのような効果を実感されていますか?

2か月に1回程度のペースで交流イベントを開いているのですが、毎回満員御礼の大盛況で、次回につながっています。また、交流イベントを通じて当社のサービスに興味を持ってくださる方もいらっしゃいます。さらに井上さんから直接のご紹介もあるので、コンスタントに新たな出会いを広げることができています。

当社の会員様はバイアウトや株式上場などのフェーズを経て資産を保有している経営者の方が多く、自然と「良い会社があったら、応援したい」という気持ちを持っておられます。そのような会員様と、「新たなWeb事業で起業しました」といった若手経営者が出会う機会になっている点に、シナジー効果の手応えを感じています。先輩経営者として良き相談相手になってアドバイスを授けたり、具体的にリード先の提供を行ったりという話を聞くと、アライアンスの効果を強く実感します。また、当社のコミュニティはありがたいことに9割以上の方に継続してご利用いただいているのですが、その高い満足度の要因として交流イベントは少なからず寄与していると思います。

──協業されている上でKOBUSHIの強みを、客観的にどのように捉えておられますか?

今、コミュニティを主催するビジネスを展開されている企業は数多くありますが、KOBUSHIの強みは「井上さん」という特別なキャラクターにあると分析しています。スタートアップに対する鋭い嗅覚やエネルギッシュな情熱を持ちつつ、気配りもできるというお人柄にパワーを感じるとともに、毎回気づきをもらっています。また、無邪気さとビジネスセンスの巧みなバランス感覚、思っていることを言語化して行動に移す実行力、裏表がない人となりは、アライアンスを組んでいる上で信頼できる存在です。さらに、そのキャラクターが「動員力」という、具体的な結果として現れているのが凄いところです。

また、KOBUSHIではほとんど毎日、多様なイベントを催されていると認識していますが、毎回違うメンバーが集まり、新たな出会いが創出されていることには驚かされます。それを、すぐにSNSに投稿するというきめ細やかな姿勢が、渋谷を中心としたWebやマーケティング分野での人脈の厚さにつながっていると思います。

ふらっと立ち寄れるカジュアルさと、洗練されたビジネスセンスが共棲する魅力。

スタートアップコネクト寺岡代表とKOBUSHI BEERで乾杯

──協業するコミュニティスポンサーとして、今後期待されることはありますか?

規模が拡大すると“新たな出会い”が増え、新規に参加される方の多様性もさらに高まると思うので、当社としてもKOBUSHIとしてもうれしい効果をもたらすのではと期待しています。あとは、井上さんの自由な発想力でユニークな企画を今後も生み出してくださることを楽しみにしています。先日(※実施は2024年)も、100人単位の経営者が集まるフェスを開催し、大いに盛り上がったという記事を拝見しました。ラフなスタイルでさまざまなイベントを仕掛け、成功に導くKOBUSHIには、今後も目が離せません。

──どのような企業にコミュニティスポンサーを推薦したいですか?また、おすすめしたいポイントも教えてください。

イベントに対して運営者としての熱量が高いので、いつも活気に溢れる場を提供されています。KOBUSHIは多岐に渡る得意領域やネットワークをお持ちですが、特にITやマーケティング、Webに関する知見が深いので、そういったことに興味がある方や、「自社のプロダクトやサービスを広げたい」という企業様なら、高いシナジー効果が見込めると思います。

また、「転職」といった人生の転機に関わるプライベートな相談にも乗ってもらえるので、「井上さんを囲みながら、話してみたい」という方も、一度ふらっとバーを訪れてみると面白いのではないでしょうか。その中で偶然生まれた話が、未来につながるビジネスのきっかけになるかも知れません。そして、KOBUSHIには井上さんのみならず、周りの運営のみなさんも話しやすく、家族的で温かみがあります。参加されている方も好奇心旺盛で、向上心が高い方ばかりというのも、特筆すべきおすすめポイントです。

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