CRMを駆使した集客サポートとフロント連携で成果を生み出すオフライン交流会活用術

「挑戦をもっと当たり前に」をミッションに掲げ、資金調達支援や完全成功報酬型のプラットフォーム運営を手掛ける株式会社ANCORE。もともとは大人数が集まる異業種交流会へ足を運ぶタイプではなかった武井代表ですが、コミュニティでのイベント共催をきっかけにオフラインでの出会いの本質的な価値に気づき、大きなマインドの変化を遂げました。今回は武井代表に、Web集客依存からの脱却、コミュニティ側のCRM(顧客関係管理ツール)を駆使した集客サポートやフロントでの引き合わせによって生まれた約400万円の成果、そして士業向けコミュニティの創出に向けた新たな展望について語ってもらいました。

【サービス概要】
KOBUSHI MARKETINGは、渋谷のKOBUSHI BEER LOUNGE & BARを拠点に、年間5,000人以上が参加するマーケター・起業家コミュニティです。コミュニティスポンサーに参画することで、SNS・交流会を通じた紹介を優先的に受けられます。低コストで継続的に商談機会を作り、企業によっては数千万円以上の受注を実現した実績もあります。

【導入前の課題】
Webリスティング広告等による集客に依存しており、毎月大量の問い合わせが入るものの、支援基準に合わない7割以上の案件を断る対応に追われていた。

【導入の決め手】
月額5万円というコスト感に対し、Web依存からの脱却と紹介案件の増加という自社の課題解決に合致したため参画を決意。

【導入の成果】
フランチャイズ本部や交流会の現場でご縁のあった企業様方との接点が生まれ、300万〜400万円規模の売上を獲得。さらに、経営者として露出・交流へのマインドが一変し、自社主導コミュニティの立ち上げという新たな構想にも繋がった。

毎月数百件の「お断り対応」から脱却!CRM集客連携で売上を生んだリアルな軌跡

──コミュニティスポンサーになる前の課題と、参画を決められたきっかけを教えてください。

一番の課題は、「集客の質」と「Web集客への依存」でした。当時はWebリスティング広告などで毎月800〜1,000件近くの問い合わせを集めていたのですが、そのうち7〜8割近くは自社の基準に合わず、お断りせざるを得ない状況だったんです。毎月数百件の案件を精査して断る作業だけでも膨大な負担になっており、Web依存から脱却して、紹介や信頼ベースで質の高い案件が生まれるチャネルを作りたいと考えていました。

知ったきっかけは知人の紹介で、最初はイベントに参加した程度でした。その後、井上さんとじっくり話す機会があり、「経営者や決裁者が集まるリアルな場に顔を出すことで、もっと質の高いご縁に繋がるのではないか」と感じたんです。月額5万円という投資に対しても、「この環境なら十分に活用できる」と確信して参画を決めました。

──実は「交流会に出ていくタイプではなかった」とのことですが、参画前のイメージとギャップはありましたか?

正直に言うと、僕はもともと大勢が集まる交流会みたいな場所には行かないタイプだったんです(笑)。今でも大人数の賑やかな場はそこまで得意というわけではありません。

ただ、実際に参加してみると、大盛況の賑やかなイベントもあれば、10〜15人程度でじっくり深く話せる少人数の会もありました。特に少人数の場では、お互いの事業や想いについて膝を突き合わせて話すことができ、「こういう落ち着いた対話の場なら、自分にとってもすごく価値があるな」と見方が変わりましたね。

──イベント共催やコミュニティ連携を通じて、どのような成果が生まれましたか?

直接的な売上としては、200万〜250万円ほどの成果に繋がっています。コミュニティで出会った方の中にフランチャイズ本部を運営されている方がいて、その加盟者様への融資支援をお手伝いする流れができました。単発の繋がりではなく、継続的に質の高い案件をご紹介いただける関係が築けたことが非常に大きかったですね。

イベントを共催した際には、KOBUSHI BEERが持つCRMを駆使してターゲット層へ的確にアプローチ・集客してもらい、当日のフロントでも相性の良い経営者同士を直接引き合わせてもらえる。効率的にご縁を広げられるシステムで助かっています。

さらに、イベント開催やメディア露出(PR TIMESやPeatix等)を通じて自分の名前や事業が表に出るようになり、オンラインで出会った相手をリアルなイベントに誘導するなど、多角的な活用ができるようになりました。

「表に出たくない」からの大転換!自社コミュニティ構想へ繋がったマインド変化

──ご自身の経営者としてのマインド変化はありましたか?

以前は「一切表に露出したくない」と思っていた人間だったのですが、イベント主催やコミュニティ活用を通じて「自分自身も前に出て発信していかなきゃいけないな」と意識が変わりました。

また、「次は自分自身で新しいコミュニティを立ち上げてみたい」という意欲も湧いてきました。現在は、士業の方々と経営者を繋ぎ、健全な経済圏を作るような新たなプラットフォーム構想を練っているところです。KOBUSHI BEERでの経験があり、こうした新しい挑戦へ踏み出すことができたと感じています。

──コミュニティへの参画を推薦するとしたら、どのような経営者におすすめしたいですか?

これから事業をどんどん拡大していきたいフェーズの経営者や、創業して間もないスタートアップの方にぜひおすすめしたいです。創業期や事業拡大期は、分からないことも多く、手探りで進まなければならない場面がたくさんあります。そうした時に、経営者同士としてお互いに支え合ったり、人間関係をしっかり構築できたりする環境があるのは大きな強みになります。

成果が出るかどうかは「自分自身がどう動くか」次第な面もありますが、オフラインのリアルな出会いから事業の可能性を広げたいと考えているなら、間違いなく飛び込んでみる価値のある場所だと思います。